２００８年４月２０日(日曜日)

昨日の事もあって梵はどうなるかと思えば、今日も７番でスタメン起用。まぁ、この辺はうちの監督のコージよりマシな部分ではありますがね。あとは相手が上原って事で５番は前田。この二人の対決が今日の見所といった所でしょーか。

巨人に関しては、昨日と変わらずのオーダー。
…しかし、カープ側から言わせて貰えば、正直上原を無理矢理中４日で出してくるより、天敵の金刃を出された方が遥かに厳しいハズなんですがねぇ(´Д｀)。
あと、相変らず４番に高橋由を起用しているものの、正直このオーダーには致命的な欠陥があると思ってたんデスが、今日は一番大事な場面でその予測が的中しちまいました。
つーか、昨日の敗戦でも懲りない原監督は、流石はうちの監督のダチだわと(´Д｀)。

　　　　
　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　↑ハッピーバースディ♪

・今日の始球式は、少林少女ラクロス部ガールズ。
試合前、何やら黄色のユニホームにラクロスで使うクロスを持った女性連中がカープベンチから出てきたかと思うと、アストロビジョンで少林少女のＰＭが流れ始めますた。
確かこの３連戦は色々とタイアップ企画があるとは聞いてたけど(金曜日はルーキーズだったはず)、どうやら、今日は少林少女ラクロス部ガールズだったみたいっすね。

　　
　←最初は何の集団か良く分からなかったのは秘密＾＾；。

んで、始球式を務めたのは山崎真実さん。サウスポーできちんとキャッチャーミットまで届いていたのは立派じゃないかと。



　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　↑最後は選手とハイタッチで。

ちなみに、一番の役得だったのはちょっかい出していたスライリーより、始球式前に山崎真実さんと親しげにキャッチボールをしていたショウゴです、多分(´Д｀)。

　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　↑何だか妙に雰囲気よさげ。

■おまけ１：今日のスライリー１(vsラクロス部ガールズ)。

　　　
↑ラクロスを借りるものの…。　　　　　　　　　　↑違うっ！　　　　　　　↑それも違うっっ＾＾；。

　←ご愁傷様。
↑始球式後にアプローチをかけるものの…。

・３回以降はパーフェクトピッチを見せたルイス。
さて、前回は見殺しにされて無念の降板となったルイス。今日は１回表、先頭の坂本にセンター前ヒットで出塁されると、２番の亀井に送られ、３番の小笠原には初球をあっさりとライトスタンドへ運ばれて、ゲーム開始３分そこそこでいきなり２失点(；´Д｀)。何だかいやーな感じの立ち上がりとなっちまいました。

しかし、その後は後続を断ち、２回も阿部への死球が元で得点圏へとランナーを出すものの、落ち着いてラストバッターの上原を仕留めて無失点。
立ち直った３回以降は尻上りに良くなって、７回を投げ終えるのまで無四球の無安打のパーフェクトピッチ。更に、毎回三振を奪いながら７回を８三振と、立ち上がりを除けば文句の付けようの無い投球内容でした。
つーか生でルイスを見たのは初めてデスが、直球の球威の威力が凄まじい、力で捻じ伏せるパワーアームで、またコーナーへの制球力も良い事もあって、どうやら彼は捕手を選ばないタイプの投手っすね。あれだけ力のある球を投げ続けられるなら、高めの直球を効果的に使う事だけ考えていれば充分じゃないかと。

ただ１つ気になったのは、変化球も全体的に球速が速いので、緩急を使ったピッチングは苦手っぽい事。お陰で、速球に強いバッターには攻めあぐねて何球も粘られ…って場面も見られました。
…もしかしたら、本来は先発よりもストッパーに向いてるのかも。

　　←既に誰もが認めるカープのエース、ルイス。

・上原は正常な状態じゃないんじゃ…。
今期は先発復帰したものの、中盤で崩れてしまう事の多い上原。今日も初回こそは三者凡退だったものの、正直打てるという予感は感じました(´Д｀)。今までは、リリーフから先発復帰って事でスタミナ配分で苦しんでるのかとも思ってたものの、どうもそういう問題じゃなくて、今日見た限りでは球自体がおかしいです。
ストレートは決め球が高く浮いて狙い撃ちされてるし、フォークも制球がボロボロで全く入らないし、かつてのエースの姿は見る影もないというか、もしかしてボールを握る右指か右手全体の状態がおかしいのかなーと勘ぐってみたりして。
上原は元々球速は速い方じゃなかったものの、変化量の違うフォークに、外角低めへの直球の制球力が抜群に高い事で三振を奪い捲っていたのに、これじゃ単なる凡庸投手です。

とりあえず、今日の５回４失点で二軍落ちの可能性も出てきたでしょーが、上原についてはメディカルチェックを受けさせておいた方がいいんじゃないでしょうかね(´Д｀)。
巨人の選手ながら、カープ時代の黒田や前田達と熱戦を演じてきたライバルとして個人的には嫌いじゃないので、頑張って欲しい事は欲しいんですが。

どっち道、原監督は勝ち越しを狙って中４日で昔はカープに強かった上原をぶつけたつもりだったんでしょうが、完全に裏目でしたな。今はどう考えても酷使しすべきじゃないです。

　　
↑メジャー行き宣言したのが死亡フラグ？フォームも微妙。

・今日はやたらと守備でファインプレーが出てきた日だった気が。
昨日は白熱した投手戦だった両先発に対して、守備は足の引っ張り合いをしていた印象だったんデスが、今日はやたらと両軍でファインプレーが連発してました。
５回の天谷のフェンス激突のダイビングキャッチの後での東出の好捕、そして前田もゴンザレスのライナーをランニングキャッチするなどルイスを助けてたのに対して、巨人側もいきなり高橋由がスライディングキャッチを決めてブーイングを飛ばすと、亀井も同じくスライディングキャッチを決めたり、坂本も攻守を見せたりと、巨人側の守備陣も気合が入っていた印象。

…まぁ、観戦してる観客からすれば、生でいいプレーが沢山みられるのは勿論嬉しいですがね。
とりあえず、梵は未だに迷走中なものの、天谷と東出の成長が著しいお陰で、うちの守備もかなり良くなったみたいで何よりっす(´ー｀)。

あと、１回裏でスライディングキャッチを決めた高橋由に当然ブーイングを飛ばすライトスタンドの観客なものの、当の本人は｢声援ありがとう｣とばかりに、こちらへ左手を一度振って見せたのは笑っちまいました。

←その時の＾＾；。　

やっぱ、何だかんだ言われてもヨシノブはスター選手っすね(´Д｀)。うちの選手もこの位の図太さを持ってくれればいいんデスが。

　　　　←何故か今日は良く審判に話しかけていた天谷。
↑危機感を感じてるのか、今季はファインプレーが目立つ。

・珍しく繋がった５回裏。あと石原大爆発。
先述の通り、今日の上原は中盤に掴まると読んでいたおいらですが、５回裏に大爆発。先頭の石原がヒットで出塁すると、ルイスが送ってその後３連打で逆転した後で栗原の四球を挟んで、最後は前田が犠牲フライでそつ無く加点して４−２。極端なタイムリー欠乏症が続いていたカープ打線にしては珍しく連打が繋がってました。

東出から延々とコンバットチャンスが続き、３０分近くに及ぶ長い攻撃となりましたとさ(´ー｀)。
つーか、個人的にはコンバットチャンスは好きではないんデスが、こと毎回｢ゴミウリさおせ〜お〜｣が入る巨人戦に限っては極めて効果的かも。

あと、やっぱり今日の攻撃に関しての最大の功労者は、猛打賞の石原です。
反撃の糸口のタイムリーに逆転へのチャンスメイク、そして結果的に決勝点となった駄目押しソロと、正に大爆発。好不調の波が激しい石原デスが、どうやらまた調子が戻ってきてるみたいで。

■おまけ２：今日の５回裏。

　　　　　　
↑頑張ってラクロスのラケットでサインボールをスタンドへ放り込んでました。

・うちには左のストッパーがいる事を忘れてたみたいっすね、原監督は。
さて、５−２でこのまま楽勝で逃げ切りかと思えば、８回表に２番手で出てきた中継ぎエースの横山が３連打を受けて掴まり５−４とあっという間に１点差、更にキャッチャーゴロの処理を石原と梵の(どっちのエラーになったかは分かりませんが)エラーで無死１、２塁の大ピンチ。
これまでの楽勝ペースから一転、ライトスタンドは凍り付いてしまいました(´Д｀)。

しかし、そこで続いて出てきた亀井が送りバントを失敗してくれたお陰で１死１、２塁に変わり、３番の小笠原を迎えた所で、ブラウン監督はすぐさまコズロースキーにスイッチ。見事に小笠原をサードへのファールフライに、そして高橋由をレフトフライ(実は前田の好捕)に討ち取ってギリギリで反撃を断ってくれました。
それで、流石はコズロースキーと惜しみない拍手を送ると同時に、昨日から３番小笠原、４番高橋由の打順に疑問を持っていたおいらデスが、やっぱり的中しちまいました。
つーか原監督は、今年のカープには左のクローザーがいる事をすっかり忘れてたんでしょうかね？

・高津の領域まで辿り付けるか、梅津。
さて、最終回に出てきたのは、大方の予想を覆して梅津。永川への信頼が去年ほどじゃ無いのか、ラミレスからという事で相性で選んだ選択だったのかは知りませんが、これが僅差での接戦をモノにする決め手となりました。

最初の２球は足が震えていたと言う通り、ボールが先行したものの、すぐに落ち着いてレフトフライに討ち取ると、続いて代打の大道を三振、ゴンザレスをファーストフライと危なげなくアウトを重ねて見事今日のヒーローに。
去年のヤクルト戦でも絶体絶命のピンチで宮本、青木を連続三振に討ち取ってピンチを救った事もあったけど、やっぱり梅津にはここ一番で強気になれる(または開き直れる)クローザーの素質があるみたいっすね。今日もラミレスを討ち取った後の梅津は揺れる事無く堂々としてたし、メンタル面で言えば、永川よりも上っぽいですが。

そうなると、当然梅津に期待するのはタイプ的にも高津の領域ではあるんデスが…。
やっぱり、今からでも高津をコーチで取れませんかね(´Д｀)。梅津には少々銭かけて育ててもそれだけの価値はありそうだけど。４／１でも阪神打線が梅津に全然タイミングが合ってなかったし、シンカーを磨けば嫌がられる変則投手になってくれるんじゃないかと。

　
←梅津が締めて快勝♪

・つーか、やっぱり今の巨人は弱い(´Д｀)。
結果的には僅差なので、あまり大きな事は言えないデスが、やっぱり今の巨人は想像以上に弱かったっす。１００勝して当たり前なんて言われた巨大戦力が、何処をどうしたら開幕１か月経たないうちにこんな事になってしまってるのやら(´Д｀)。たまたま今は調子が悪いとか、そういうレベルじゃないというか。
投手陣では見る影も無く崩れた上原もデスが、後ろも相変らず弱くて、栂野やいつの間にか一軍登録されていた門倉ではとても守れないみたいだし。
更に、打撃に関しては本当に酷い有様で、谷、二岡、イ・スンヨプと去年の主力がスタメンから名前が消えてるのと、何より阿部が絶不調なのが響いてるお陰で、正直３〜７回は打たれる気が全くしませんでした。

…ただ、やっぱり監督の使い方にも問題はあるんでしょうがね(´Д｀)。
１番坂本と２番亀井は打率が３割越えて調子がいいみたいなものの、亀井はバントバントでロクに打たせてもらってないし。
あとは、大型補強してる癖に二番手捕手不在の状態を放置し続けたツケもあるんでしょうが、これが因果応報って奴デスかね。世の中上手く出来てるというか(´ー｀)。

　　
↑現在売り出し中の坂本も、補強の目玉のラミちゃんも空回り。

・今日のヒーローはルイスと梅津。
文句なしに打のヒーローだった石原は御愁傷様って感じデスが＾＾；、まぁ今日のお立ち台に梅津は欠かせないでしょうな。んで印象深かったのは、梅津の｢野手の守りを信じて投げた｣って台詞で、やっぱり今年は守備力が上がってるってのは投手陣も実感してるんでしょーな。
特に、守備固めの時の赤松、天谷、アレックスの鉄壁の外野守備は今年のカープのウリの１つと言えるんじゃないかと。

　　　
　　　　
↑お二方、ナイスピッチング＆またよろしく〜♪

・自滅を繰り返した原監督と、珍しく采配が当たったブラウン監督。
ともあれ、今日のカープの一番の勝因は５回表の天谷と東出のファインプレーで引き寄せた流れでしょうが、もう１つ見逃せない大きな要因は監督の采配の差です。横山はともあれ、ルイス、梅津の起用など珍しく投手起用が当ったうちの監督に対して、原監督は少なくとも自分で墓穴を３つも掘って相手を助けてしまってるし。
１つは、金刃を出し惜しんで上原を強行登板させた事、２つ目は当ってる亀井に執拗なバント指示を出してランナーを溜めるチャンスを潰した事、そして３つ目は４番をラミレスにしなかった事。

ぶっちゃけ、今日は４番がラミレスなら終盤どう転んだか全く分からない試合でした。
３番が小笠原なのに、４番も同じ左の高橋由を並べているお陰で、ブラウン監督側としては継投が非常にやりやすかったんじゃないでしょーかね。
これが４番ラミレス、５番高橋由のジグザグだったら、小笠原を討ち取った後の継投でマーティーは相当悩まされたハズで、４番ラミレスの時に相性のいい梅津とそれぞれワンポイントで継投し、９回は否が応でも永川を引きずり出されて、更に永川vs高橋由から始まるという、極めて不利な戦いを強いられていたいた可能性が高かった訳で。

昨日の左の建さんに対してもだけど、右左でしか代打起用出来ない癖に、対左投手を想定したオーダーを組めないってのは、いくらカープ相手だからって、ちと相手を舐めすぎっすね(´Д｀)。

←りざると。ある意味おバカ監督対決とでもいうか＾＾；。

次は５／４予定です。
もしかしたら３か５のどちらかにも行くかもしれませんが。

■おまけ３：今日のスライリー。

　
　　
　　　　
　　←やっぱり今日も巨人ベンチを挑発＾＾；。

　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　↑見事な大勝に、潤んでる？

■おまけ４：裏切り者への元地元ファンの怒り。

　

ＦＵＮＳＡＩせよ！
ＦＵＮＳＡＩせよ！