新球場観戦レポート(5/17 対巨人戦)

2009年5月17日(日曜日)

…って事で少し遅れましたが、新球場観戦4回目、今日はマイミクのながやんさんと一緒に一塁側内野の砂被り席で観戦したレポートです。まぁ、一番心配していた雨天中止は免れて、試合は無事に最後まで行われたんデスが、内容的には収穫ありな反面、何ともまぁヘボい結末だったり(´Д`)。

・多分中止は無いと踏んでたけど、予想通り。
今日の午前11時頃に広島駅に付いた頃は結構などしゃ降りで、また大方の予想は今日は雨天中止だったものの、個人的には今までの球団の傾向や、午後から雨雲が通り抜けるって予想もあるから、試合開始を遅らせてでもおそらく中止は無いだろうと思っていたら、案の定。結局は1時間遅れの午後2時30分頃から試合開始に。




つか、自分がレポート書き始めてからまだ一度も雨天中止が無いというか(試合成立のコールドゲームも僅か一度だけ)、ここ最近は簡単に球団が試合中止にしなくなったので、観戦予定日が雨の予報だった場合は諦めずに雨具だけ完備してGOって所ですかね^^;。
また、新球場になって雨宿りできる場所が増えたのもポイント高い所で。

・砂被り席での観戦は満足感高め。出来ればもう何回か行きたい位。
そして、入場後早速砂被り席へ移動すると、各席には噂のヘルメットが備え付けられてました。
最初は被るの面倒と思っていたものの、今日みたいな雨天の時は雨避けになるし、日が照ってきた時も帽子の代わりになるしで非常に便利(´ー`)。
いやまぁ、実際本来の用途としても、ヘルメットが無きゃ結構怖いです。ファールボールが飛んできた時は本気でヒヤっとするので。内野席に居ても結構頻繁に飛んではくるものの、やっぱりボールが飛んできた時の迫力が違うというか^^;。ちなみに、大きさも頭の大きな自分でも一応すっぽりと被る事は出来たので、サイズ的な心配も無用っす。










ビューとしては、やっぱり選手が凄く近くて、試合前練習の時やチェンジの時にすぐ間近で直接声が届けられるのがいいです。反応は割と薄めだったものの、確実に聞こえてないワケが無いって位置だけに、つい色々と声をかけたくなるというか^^;。心無いヤジは論外としても、選手に何か言いたい事がある場合は確実に届く席として請け合いかと。
あと、記者席が真横なのと、その向こうのベンチも部分的ながら様子がしっかりと見えるのもいいっす。お陰で、いいカメラを持ってたらスポーツ新聞で使えそうなの撮れそうだしで。











総論としては、視点が低い分ゲーム全体を見渡すのは向いて無いものの、記者と同じ視点で観戦出来るっての鮮烈な体験でした。選手が捕球する音が「バスッ」と耳に響く重低音で聞こえるし、ピッチャーの投げる球のキレや変化球などがはっきりと分かるしで(永川のフォークが消える魔球に見えたりして)、値段は外野指定席の3倍(旧市民球場の外野自由席の4倍)ながら、割高感は全く感じませんでした。
…って事で、年に何回かは行ってみてもいいかなーと思うものの、既に今年の分は一杯になってるし、来年からは年間指定席になる可能性があるらしいのがちと残念。負け試合でも値段以上の満足感はあるので、勝ち試合なら本当にプレミアムチケットなんでょーけどね。

あ、それと広島攻撃中、投手とキャッチボールする為に砂被り席前にやって来た倉さんが、最初に砂被り席への客へ帽子のつばを手にしてちょこんと頭を下げてきたのがちょっと面白かったり。
位置が近ければもっと声をかけたのに…ここはちょっと心残り。



↑いつになったら倉スタメンの試合が見られるのかなぁ。


・早速カープえびせんを買ってみた。あとお好み焼きはちょっと…(´Д`)。
そして、今日購入した球場内フードは2つで、1つ目は5/15から新球場限定で発売開始されたかっぱえびせんのカープ版、カープえびせん。まぁ予想通りというか250円と普段より100円高いものの、パッケージだけ特別仕様で中身は変わらず。ただ、元々がマスターピースな味だけに、弄らないのは正解デスがね。あと、大量に売られてたので売り切れの心配はなさそう。

←ちと高めかな…(実は後に200円に値下げ^^;)。

そして、今日の食事は前回の予告通りにお好み焼きを。何せ、旧市民球場のお好み焼きは出来合いのを保温機で暖めてる、ご当地としてはどうなんだと抗議したくなる悲しさだったものの、この新球場では鉄板を持ち込んでその場の調理に。
…って事で、早速買って食べた感想としては、確かに今までと違って焼き立てをもらえる様になって、味もマトモになりました。他の店と比べて取り立て美味いって程でも無いものの、とりあえず、今回のは本物の広島風お好み焼きです。これは認めます。


↑これはコストパフォーマンス的に…。

…けど、ハーフサイズで650円は無いだろって感じ(´Д`)。フルサイズで650円なら、球場内としてよく頑張ってる部類とは思うんデスが、ハーフサイズでこれでは某おKOのみ村も真っ青のぼ(以下略)気味で、これなら広島駅周辺で買って持ち込むのが正解かも(食料品売り場にあるへんくつ屋ならフルサイズで600円…)。ちょっとしたつまみにはいいけど、食事としてお腹の足しにはならないのが本末転倒気味。
つか、だんだんと「結局はカープうどんが一番無難」って結論になってきてる様な…^^;。

ああそれと、5/3に買いそびれた噂のブラウンバーカー(球場入り口近くのお店)も試してみました。
こちらの中身は焼き豚とレタスの入りのシンプルなハンバーガーで300円。球場内の食べ物は全体的に量が少なめなので、こういうのをサブで持ち込んでおくと丁度いいのかも。

・先発はプロ初先発の小松vs東野。
さて、今日のカープの先発は今年ドラ3ルーキーで、山本浩ニ氏や廣瀬、あと小早川コーチの後輩になる法政大出身の小松がプロ初先発。巨人はこれまた絶賛売り出し中のルーキー東野って事で、中国新聞の予想通りの若手対決に。

そして、これが今日のスターティングオーダー。
カープ:東出(4)、赤松(8)、梵(6)、栗原(3)、マクレーン(5)、末永(7)、廣瀬(9)、石原(2)、小松(1)。
巨人:坂本(6)、松本(8)、小笠原(3)、ラミレス(7)、亀井(9)、木村拓(4)、脇谷(5)、鶴岡(2)、東野(1)。




カープは今日はライト東出みたいなネタは無く、普通のオーダーっすね。打てる気がしない下位打線は不安ながら、末永のスタメン起用は注目したい所。
巨人は最近調子を戻した火へんに華の人が離脱ながら、俊速が揃った新球場に最適化されたかの如く嫌な打線。あと、何か鶴岡の打撃成績が凄い事になってるのは何かの手違いかと思ったら、そーでも無かった模様(´Д`)。





←鶴岡の打率が…。

・あ、コンバットチャンスが復活してる…。
去年はマメチャンスと一緒にメインで使われていたコンバットチャンス。
今年はまた新しいのとチャンス2の併用が増えたことで使わないのかと思えば、今日の試合前に流れていて、どうやら今まで巨人戦限定で試合前にやってた、「ゴミウリ倒せっ、カープ!」コールの代わりにやる事になったみたいで。
確かに、コンバットマーチ/コンバットチャンスはやっぱり巨人戦で使うのが一番しっくり来るんデスよね。「○○たお〜せ」の下りは、”ゴミウリ”以外はイマイチしっくりと来ないというか^^;。

・これも、今日中止にしたくなかった理由かな。
スタメン発表された試合直前、何かベンチの方にマスコットみたいなペンギンがいると思ったら、今日は始球式でズームイン!!SUPERの羽鳥慎一アナが登場してたみたいで。
でも、羽鳥さんは野球やってたって割には微妙にヘロかったりしたけど、もしかして4/26みたいにぶつけては困ると気を使いましたか?





■おまけ1:試合前のスライリーとマスコット。
今日は羽鳥慎一アナと一緒にマスコットも来てました。








・小松はプロ初先発としては充分合格点。
さて、失礼ながら今日はプロ初先発で相手が巨人って事で、炎上しても仕方が無いかと覚悟していた今日の小松デスなんデスが、なかなかどうして将来を感じさせるいいピッチングを見せました。





立ち上がりは…というか、ぶっちゃけ5回表まで5イニング連続で得点圏にランナーを置いてピンチを招いていた危なっかしい内容だったものの、最初は緊張していたのか上ずっていた球が、4階表に脇谷からソロホームランを打たれてから落ち着き、続いて崩れるどころか制球力が増して、尻上りに良くなっていった6回と7回は三者凡退と、面白い投球を見せてました。

結局、外野手の再三の好守備に助けられながらも、7回を投げきって1失点。90球近くになった7回表でも初回と変わらないストレートを投げていたのでスタミナ面でも問題なさそうだし、尻上りに良くなった部分も含めて、どうやら小松はスロースターターの先発投手向けみたいっすね。立ち上がりで不安はあるものの、落ちる球を磨けば(無いのかと思ったら、単に石原が投げさせなかった模様)将来楽しみな投手かも。

…まぁ、まだ決め球になる変化球が無いのも確かなので、あまり慌てない方がいい気はしますがね(´Д`)。ああそれと、今日はプロ初打席で初ヒットも記録してましたが、結構打撃も良さそうだったり。今の廣瀬や石原よりは打てそうな気も。

・東野は決して調子が良さそうじゃなかったのに…。
一方の巨人先発の東野はいつものキレはなく、こちらも立ち上がりから毎回ピンチを招いて決して調子が良さそうじゃなかったものの、結局打ち崩せずにゼロの山。結局7回を5安打無失点で抑えられてしまいました(´Д`)。
正直、最初からフルカウントまで粘られる事も多くて、決して攻略できない相手とは思えなかったのに、深刻な貧打は相変わらずって感じでしたかね。散打ばかりじゃいくらヒットを重ねても意味がねぇというか。

←まだ発展途上だから、打てない事はなさそうなんだけど…。

・今のチームを支えてるのは鉄壁の外野陣、特に末永が光ってた。
これだけ貧打が続けば、後はもう1点も失わない守りが要求される訳デスが、今日の試合を壊さずに均衡を保ったのは赤松、廣瀬、末永の外野陣でした(まぁ、負けた原因も外野だけど)。
今日は実際、この3人は小笠原や坂本の長打などを防いだりと全員が好プレーを見せ、立ち上がり不安だった小松のプロ初先発の舞台を支えたりと、この外野布陣でなければ序盤に大量失点の可能性があったのは否定できないかと。

その中、特に今日光ってたのがレフトの末永で、残り少ないチャンスと気合が入っていたのかグラウンド状態が悪いにも関わらず、1回表にいきなり小笠原の走者一掃コースの長打を防ぐファインプレーに、打っては1ヒットに1盗塁と、今日のキーマンとなる予感を感じさせる程で。


↑お見事(クリックすると大きい画像が出ます)。

                                    ↑こちらもクリックすると大きな画像が出ます。

…って事で、鉄は熱いうちに打てじゃないけど、とりあえず末永は天谷が居ない間でも暫らくスタメンで使ってみていいんじゃないですかね。走攻守が揃ってるので、言っちゃ悪いけど今だと嶋を使うよりは期待出来る感じだし。せっかくのチャンス、前田智徳が最初に付けた背番号51を負ってるのは伊達じゃないって見せてやって下さいな。

・赤松の2番起用は再考の余地アリかと。
ただ、センター赤松の起用法については、再考の余地はあるんじゃないかなーと思いますがね。前から赤松は綺麗なライナーは打つけどゴロは下手って書いて来たけど、今日も5回裏、1死から東出が出た所であっさりとゴロを打ち、東出−赤松の俊速コンビなのに余裕のゲッツー。

個人的には、赤松はいっその事中軸で使ってみるか、8番かのどっちかだと思うんデスけどね。8回裏には同点に繋がる出塁&走塁を果たしたので、攻撃でも活躍していないとは言い難いものの、出塁能力はともかく、これだけゴロを転がすのが下手だと、2番じゃ致命的な感じが。送りバントさせるにしても、赤松は出塁した後が真骨頂なので本末転倒だし、なかなか起用が難しい選手ではありますな(´Д`)。ちょっとセカンドゴロを打たせたら世界一の前田様か、同じくゴロの達人の琢朗にしっかりと”役に立つゴロ”って奴を教わって欲しい所だけど。赤松なら、そのうち半分以上は内野安打になるだろうに。

ともかく、現状のカープだと赤松は守備の要として絶対に外せないのも確かなので、もう一度本人交えてしっかりと考えて欲しいっすね。

・おいおい、本人が来てたのかよ(゜Д゜)。
5回終了後、いつものCCダンスが始まった時、今日は右半分からいつもの売り子のお姉さんでは無くて、綺麗に踊ってる観客席の1人をずっと映していたかと思えば、どうやら東芝三塁側の砂被り席に振付師のラッキィ池田本人が来ていてた模様。
カメラが注目していたのを見るに球団は事前に知っていたんだろうけど、これはちょっとしたサプライズ。これも、今日試合を強行した理由の1つですかね。

■おまけ2:今日のラッキーセブン。




←クリックすると大きい画像が出ます。

・新チャンステーマが読んだ暴投?
ともあれ、ラッキーセブンで両軍共に三者凡退で終わってしまい、このまま1−0で終わるのかと諦めかけた8回裏、昨日は完璧に抑えられた越智から先頭の赤松が四球を選んで出塁。
その後、梵がきっちりと送ってランナー2塁、続いて栗原の旧市民球場なら入っていた特大ライナーをセンター松本のスーパープレーで防がれ、赤松タッチアップで2死3塁と、またも無失点の予感が。
しかし、打者がマクレーンに代わった所で新チャンステーマが流れた後で、越智がまさかの暴投で赤松生還。思いもよらなかった形で同点に追いつきましたとさ。

何だかチャンステーマの割にあまりこれが流れてる時にいい結果が出ていないと言われる新球場 記念で生まれた新チャンステーマだけど(個人的には結構好きだけど)、何やら妙な引力でもあるのかなと。

しかし…。

・お前ら、何処まで仲が良いんだよ(´Д`)。
土壇場の8回裏で追いついて歓喜したのも束の間、9回表には1死から代打で登場した阿部がライト前ヒット&廣瀬後逸で1死3塁になり、次の坂本の打席で永川がまさかのワイルドピッチであっという間に1点勝ち越し。
…と、越智の暴投で追いついてからここまで、おそらく10分から15分程度。昨日の11回の表裏でも似たような拙攻でチャンスを潰してたけど、お前らどんだけ仲が良いんだよとツッコミたくなったりして(;´Д`)。

いくら監督同士がシンパシー感じてるダチだってもなぁ…これは…。
あと、零した石原がボールを追いかけた後で結構あっさりと諦めてしまった様に見えたんだけど、あれはどういう事だったんだろう?タイミング的に無理だと諦めたのかもしれないけど、決勝点になる重大な局面だった割には、なんかスッキリしないプレーだったので。

・9回表の廣瀬は責めたくは無いけど、教訓にはして欲しい。
まぁ、客観的に見ても今日の一番の敗因は、やっぱり廣瀬の後逸で阿部を3塁まで行かせてしまったって事でしょーね(´Д`)。
最初からライト前ヒットとして捕球するつもりなら難なくシングルヒットで処理出来たものを、ダイビングで獲って見せようと飛び出した所、直前で間に合わない事が分かって慌てて態勢を戻そうとするものの、時既に遅しで後逸してしまったって感じで、多分これって後輩の小松や、今季何度も助けてる永川の前で廣瀬が色気を出してしまったんじゃないかと(´Д`)。ついでに、今季は打撃の方が全然だけど守備でスタメン起用されてるのが分かっているから、守備でアピールする事に必死になりすぎていたのか。

これはお調子者の天谷なら仕方がないとは思うものの、既にベテラン組に入ろうとしている廣瀬にしてはらしくないというか、残念なプレーです。天谷の時には必ず後ろに回ってる赤松も、この時は廣瀬のカバーに入ってなかったし。
…とは言え、今日は自慢の強肩で長打を防いだり、他のフライ処理では小松を助けるいい働きを見せているので、個人的にあまり責めたくは無いです。無いですが、もう二度と繰り返さない為に教訓にはして欲しいですね。赤松は守備はいいけど肩に関しては廣瀬に劣るし、今日の事があってさえも、ライトの守備面に関しては絶対に必要な戦力という評価に変わりは無い訳で。

・クルーンはやっぱり球の速さが欠点を打ち消してるなぁ…。
そして、最後はクルーンが登場してあえなく三者三振。末永がフルカウントまで良く粘った末にボール球を振ってしまったものの、やっぱりこれだけ球速が速いと追い込まれた後はどうしても振ってしまうわな(;´Д`)。
次に出てきた代打喜田剛も、ファウルながらライト線の惜しいファウルフライを打ったりと、唯一前にいい当たりを飛ばしていた辺り、相性がいいというのは本当みたいっすね。ラストバッターの石原は…とりあえず三振は仕方が無いからせめて空振り三振で終えてくれ(´Д`)。攻撃でも守りでもホントに今日はすっきりしねぇというか(`Д´)。
ただ、いずれにしてもクルーンも色々言われながらも、やっぱり直球が常時150km後半、フォークでも140km台が出てくる球の速さは、多少の制球難を打ち消してしまってますな。今のカープで打てる打者は栗原と喜田剛位…かな?

←やっぱり球が速い…。

・何か後手後手。つかマクレーンはもう潮時か。
まぁ結果論ではあるんデスが、戦術的に言えば後手後手の積み重ねなんですよね(´Д`)。
6回裏とか、1、2打席凡退の後で出てきたマクレーンが四球を選んだ時に代走を送らなかったので、次の末永のツーベースがタイムリーにならなかったし、石原には代打を送らないし、先述した赤松は廣瀬のカバーに入ってないしで、何か細かい所での雑なプレーが結局こうして結果になってしまったというか。

あと、個人的な意見としてはマクレーンはもう潮時かなぁ…と。確かに選球眼はいいので三球三振する扇風機じゃないですが、逆に言えば”それだけ”です。球は選べても全然打てない。まだシーボル先生の方が打てそうというか。
サード守備も捕球は手堅くて強肩だけど、しかし捕ってから投げるまでがトロい分で相殺されてるし、これなら琢朗を使った方が全然マシじゃないのかなと。もしくはサード梵か。

・そろそろ石原を固定する理由は無くなったかな。
今年に入って個人的に自粛していた石原批判が復活気味デスが(´Д`)、しかしそろそろいい加減固定する意味もなくなってきたかなーとは思ったり。
元々、リードの悪さ(良い時もあるけど、やっぱり外角一辺倒に逃げたがる癖から抜け出させてない)に目を瞑っても、身体能力を含む捕球能力と打撃は石原の方が上だったので、攻撃力不足のカープでは正捕手にするのも止む無しとは思っていたものの、今年はそのどちらも精彩に欠けてしまってる印象が。

バッティングが打率2割を切るかどうかってのもだけど、特に目立つ様になったのが、永川のフォークをポロポロと零す様になってしまってる事で、これはかなり痛いデス(;´Д`)。実際、今日の9回表みたいな事が続けば、永川が思い切ったボールを投げられなくなり、この前みたいな2−0カウントから高めの直球で勝負して打たれる様な、信じられない配球になってしまう恐れもある訳で。
緩みが出てるのか疲れなのかは分からないけど、今後はしばらく前みたいに石原と倉で併用してみたらどうですかね。今の状態なら、正直倉の方がマシです。
永川の球を受けられるのは石原だけってイメージも、今じゃ白紙同然というか。

・まぁ、小松の負けは消えたし、収穫が無い試合じゃなかったけど…。
何だか負けたような気がしないというか、呆然とさせられたまま終えてしまった観がある今日の試合デスが、一応収穫と呼べるものは2つ程。
まずは好投した小松に目処が付き、更に負け星が付かなかった事と、末永がしっかりとアピールして天谷の代役を果たして見せたって事で、今後は楽しみな予感を感じさせる敗戦ではありました。

…ただ、出来れば小松とハイタッチしたかったなぁ…と(´Д`)。
せっかく小松は両親を招待してたみたいだし。

・もう打線は打てないと割り切って、チャンスを大切にすべき。
結局、この3連戦で得点は3で、失点は6。チーム防御率は唯一の2点台とダントツのトップなのに、チーム打率は横浜と並ぶ最低の.224。負けた巨人とは防御率を0.09上回る代わりに、打率は.040も下回ってるんだから、良く善戦したと言えなくも無いんデスが、打てなさすぎっすね(;´Д`)。

こうなった場合、一番の打開策としてはもう打線は最初から打てないと割り切り、それ故に少ないチャンスを大事にしてノーヒットで点を取れる方向に注力すべきじゃないかと。
天谷は離脱中なものの、まだ東出に赤松、梵、末永、ショウゴと走れる選手は揃っているので、今日の8回裏の赤松みたいに、四球から相手のミスや犠打を絡めて1点を取るというやり方も出来るはずだし。タイムリー欠乏症を嘆くより、現状でどうやったら点が取れるかの方が遙かに建設的に思えてきたというか、正直救世主の候補も見当たらないデスしね(;´Д`)。
3番と5番がああも打てないと栗原も機能しないし、ホントにこういう時こそ、前田様の復活をファンは待ってるとは思うんデスが。

あ、ちなみに、巨人も巨人で9安打しながらも、得点はソロホームラン1本でタイムリーが1本も無かったりするので、こちらもチーム打率トップの割には調子がいいとも言えないんだろうけど(´Д`)。


↑りざると。勝てた試合だと思うんだけどね…。

次は交流戦、5/24予定です。
4/29に行けなかったので、これが初パフォーマンスシートになります。

■おまけ3:今日の試合後。





←相変わらず試合後の行列が凄い…。
    

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